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座り過ぎ注意!30分に一回は立って!

次女が近所の公園で、梅拾いにハマりました。

「あった!」「こっちも!」「あー、これはきたなくてダメだ」と、

朝もやの中、親子で無心で梅を見つけるのはなかなか楽しい時間です。


クエン酸など疲労回復効果が高いとされる梅は、 牛肉100gを食べて酸性に傾いた血液を、

たった一粒で中和できてしまうほど強いアルカリ食品だったり、

カルシウムや鉄、マグネシウムをたっぷり含んでいたり、

Caや鉄を吸収しやすくしたり・・・と、

調べてみたら、知っていた以上に、優秀な食品。

年齢を問わず摂りたい食品です。


さて、からだの中を梅でキレイにしたら、

外からのアプローチも必要。


先月、「マエケン体操のススメ」でも書きましたが、

リモートワークや外出自粛で動かなくなった筋肉や関節は

動かさないことには、よくなりませんっ!!

関節や筋肉は動かすためにあります。


なぜ長時間すわりっぱなしがダメなのか。

エコノミー症候群が示すように、

下肢の血流もリンパの還流も悪くなる=全身の血流が悪くなる。

なにせ、私たちの体の筋肉の70%は下半身にあるのです!


座っている間、下半身の筋肉は基本的にスイッチが切れた状態です。

試しに、座ったままお尻の筋肉をキュッと縮めてみてください。

ちょっと無理ですね(^^;

座っている状態ではどうにも動かせません。


肥満傾向の成人を対象に行った実験で、 1時間に1回立って体を動かすよりも、

30分に1回立ちあがる方が、

トイレやお茶飲み程度でも血糖値が下がる、

というデータがあります。


前かがみの姿勢で長時間PCに向かっていると

腹圧が上がって胃酸が逆流、逆流性食道炎を招きやすくもなります。

逆流性食道炎とは思わず、

のどの違和感にコロナでは・・?と恐怖感を覚える方もいるようです。


歩き回ることができないなら、その場で踵上げ下げなどを

するだけでもOK。


週末、1-2時間走ったりジムで思い切り汗をかき、

後はソファに座ってだらーんとしているのでは、運動の効果は台無し。

(アクティブ・カウチポテト族と呼ぶそうですよ)

家事などでちょこまか動くことが、

血流改善、血糖値や血圧の正常化など、

全身状態をよくするにはよいようです。


筋肉が刺激を受けると・・・

①糖の輸送を活発にするタンパク質GLUT4が働く

②酵素リポタンパクリパーゼが働き、脂肪が分解される

③第二の心臓ふくらはぎが血液を心臓に戻し、全身循環をよくする

リモートワークなら多めに水分を摂り、トイレにこまめに行く、

踵の上げ下げをする、膝をパカパカ開け閉めする。

タイマーをかけ、30分ごとに立ち上がって伸びをする。


おうちでのリラックスタイムなら、

手元に飲み物やリモコンを置かず、必要になるたびに取りに行く、

同じくタイマーをかけ、30分ごとに立ち上がる、

などを心掛けるとよいですね!

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