武蔵野市 桜堤 小児はり 親子はり灸 らくみ
大人のお悩み
ぎっくり腰・腰痛
①冷やすOr温める?
ズキンズキンと脈打つような痛みで、お風呂に入ると悪化するようなら、冷やします。
湿布でなく、ビニール袋に氷を入れて、直接患部に当てて15分。
お風呂に入ってラクになるようなら、カイロを患部に貼って温めます。
②手の甲のツボ「腰腿点」を圧す
③アキレス腱の両側にあるツボ「崑崙(こんろん)」「太渓(たいけい)」を圧す
④足の甲のツボ「中封」「解渓」、ひざ裏のツボ「委中」を圧す
⑤足首回しをする
⑥アキレス腱の両脇からふくらはぎ、足の甲の指と指の間を徹底的に揉みほぐす!
⑦腰痛体操:
仰向けに寝て膝を立て→左右にパタンパタンと倒す=左右の筋バランスが整う
⑧鎮痛剤や湿布は我慢せずに使うこと!
痛み信号が脳に送られ続けると、痛み信号に脳が反応しやすくなり、治りが遅くなるため、
受傷後3日間は鎮痛剤や湿布を服用してもOK!
寝違え・首の痛み
朝起きて首が痛い!回らない!そんな時はこのツボ!
圧しながら首をゆっくりと動かすと、不思議に首が回ります。
①手の甲、指と指の間を強い力で圧して強く痛みの出る「落枕(らくちん)」
②手の小指つけ根にある「後渓(こうけい)」「腕骨(わんこつ)」
③手首外側のシワから指3本分肘方向へ上がった「外関(がいかん)」
いずれのツボも、
思わず顔をしかめるほどの力で圧すのがコツ!圧しながら首を動かして。
首こり・肩こり・頭痛
気分まで重くなる肩こりにはこのツボ。10-15秒圧し続けるのがコツ。
①腕を曲げてできる肘のしわの先端「曲池」と指3本下がった「手三里(てさんり)」
②手親指と人差し指の骨のつけ根「合谷(ごうこく)」
③後頭部と首の境目にある「天柱(てんちゅう)」
④手の小指つけ根にある「後渓(こうけい)」「腕骨(わんこつ)」
効果抜群のスプーン灸はコチラ↓
偏頭痛
嘔吐を伴うズキンズキンと脈打つ「片頭痛」にはこのツボ!
圧し続けると、本当に薬が要らなくなる強力なツボです。
手首外側のシワから指3本分肘方向へ上がった「外関(がいかん)」と
足の甲、第4指と5指の間をさすりあげて止まる、圧すと響く痛い「足臨泣(あしりんきゅう)」は、
頭痛発作が出ている時には、圧すと飛び上がるほどの痛みがでますが、しっかりと圧して!
喉の痛み・しつこい咳
夜中眠れない/一度出たら止まらない、つら~い咳にはこのツボ!
10-15秒グッと圧し込んで。
アチッとなる高めの温度でのスプーン灸も効果大。せんねん灸なら無煙タイプを。
①左右鎖骨(腕の近く)の下、圧すと痛く響く「雲門(うんもん)」
②喉の下部、左右鎖骨の間の凹み「天突(てんとつ)」
③肘内側のシワで、親指側、圧すと痛く響く「尺沢(しゃくたく)」
生理痛/PMS/妊活
女性ならこのツボは絶対に知っておくべき!!
寝込んでしまうほどの生理痛にも即効性あり、
PMS/妊活には毎日圧す&スプーン灸Orドライヤー灸の習慣をつけましょう!
①内くるぶしから指4本分上がった「三陰交」骨の少し後ろ際に取る。
②足の甲、第1指と第2指の間をさすりあげて止まる「太衝(たいしょう)」
気と血を巡らせる強力なツボ。目の疲れや頭痛にも効果的。
鼻づまり
このツボを圧せば鼻が通る!おススメはスプーン灸!!
①額の正中線上、生え際から指1-2本分上に上がった「上星(じょうせい)」
②左右眉頭「攅竹(さんちく)」と指1-2本分額に上がった「陽白(ようはく)」
③小鼻のつけ根、軟骨と鼻骨の境目「鼻通点(びつうてん)」
④後頭部と首の境目にある「天柱(てんちゅう)」
ものもらい
効果は100%!
まぶたの腫れぼったい感じがすぅーっと軽くなり、消えます。
ものもらいができている側の人差し指の関節にある
「澤田流二間(じかん)」「(普通の)二間」「合谷」の3か所にお灸をすえます。
このツボだけは、ツボ押しではダメで、必ずお灸を。
スプーン灸を行う場合は、アチッとなるまで熱を加えます。
胃痛・腹痛・便秘・下痢
差し込むような胃の痛みには「梁丘(りょうきゅう)」とツボ界のスター「足三里」。
梁丘は圧すと、とにかく痛い!!
痛くてお腹の痛みを忘れるほど強力なツボで、圧しているうちに本当にお腹の痛みが消えます。
食あたりの場合、ツボ圧し後、嘔吐する場合がありますが、悪いものを出せればOK!
すっきりすれば心配無用です。
しくしくと痛む場合は、梁丘+足三里+おへその両脇、「天枢(てんすう)」にお灸を。
スプーンで温めるだけでも効果があります。
このツボは、下痢や便秘でも必ず使ってほしいツボ。
便秘なら温めに加え、親指以外の4本の指で力を込めて圧し込みます。
免疫アップ&健康維持
特に悪いところもなく、風邪・感染症にかかりたくない!というなら「足三里」。
足三里は400近くあるツボの中でもスター級、
松尾芭蕉がここにお灸を据えてあと3里歩いたといわれる、
足の疲れをとるツボとしても、消化をよくするツボとしても有名です。
なにより、免疫力を上げるには最高のツボで、
アフリカではワクチンも効かない結核に、
お灸が大きな効果を上げています。
朝ごはんを食べながら足三里にお灸するのが我が家の日課^^
ツボの見つけ方・圧し方のコツ!
ツボは、具合が悪くなるとココだよ!と出てきます。
が、はじめはやさしくさすらないと、引っ込んでしまいます。
ここかな?と思った点でグッと力を込め、すぐに離さず、10-15秒ずーんと響くまで圧し込み続けるのがポイント。
頭痛や胃痛など、特に症状が強く出ている場合は、
圧した時に飛び上がるほど痛みを感じますが、それは正しくツボが取れている証拠!
不思議と平常時は圧しても痛くないのです。
ツーンと目の奥に響くような感覚を味わいながら、圧します。