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便秘にはこのツボ!この運動

更新日:2020年5月23日

猛暑日が2週間近くも続いていたとは思えないほど

涼しい日が続き、秋の長雨の走りか、お空はどんよりしっとり。

まだ毛穴が開いた夏モードの体では、

放熱しやすく、思わずブルっ。

患者さんの中でも、咳をしているお子さんがチラリホラリ、

台風が近づくとぜんそくの発作が出るお子さんも。

お腹と足元を保温して、ビタミンCを補給して、

しっかり睡眠時間を確保して、悪化しないよう気をつけましょう。

さて、先月は意外と多い夏の便秘対策として、 下記10点を挙げました。

便の核となる不溶性食物繊維(いも類、ごぼうなど)と

  かさ増しして出やすくする水溶性食物繊維

 (海藻類、きのこ類、葉物野菜、果物)を多く摂る

② 納豆・漬物など植物系乳酸菌とヨーグルトなどの動物系乳酸菌、

 発酵食品を積極的に摂り、腸内での善玉菌を増やす

朝一番に冷たい水分を摂って腸を刺激し、朝食も食べる

規則正しい生活

軽い運動や体操

早起きしてリラックスできる時間的余裕をもつ

⑦ ねぎ系(長ネギ、たまねぎ、にんにくなど)、かぼちゃ・芋類、

  こんにゃく海藻類など、自分はこれを食べると出やすい! という食品を知っておく

⑧ うんちカレンダーをつける

⑨ お腹のマッサージをする

⑩ お腹と手首の神門というツボにお灸

今回は⑤⑨⑩について具体的にお伝えします。

「の」の字を書くと良いと言われるお腹のマッサージは、

右下 →右上 → 左上 → 左下 の順に

ぐっぐっぐっと押し込みます。

腰骨(右)のぐりぐりの内側に手のひらの根元部分を当て、

グッグッグっと沈み込ませるように圧す

→そのまま圧しながら上へ

→おへその高さで左に移動

→そのまま圧しながら下へ

→腰骨(左)のぐりぐりの内側を手根でぐっぐっと

→そのまま横へ(おへその真下まで)圧しながら移動

これを朝起きて冷たいお水を1杯飲んだ後にすると効果的!

もしくは、寝る前に、お布団で圧してから寝ると、

翌朝スッキリします。

寝て行う時には、両膝を立てて、

お腹の筋肉を緩めた状態で行うと、やりやすく気持ちよいです。

さらにもうひとつ、

立って左右腰骨のぐりぐりの内側に指を差し込みながら

その場で腿を高く上げて足踏み!

圧すだけでなく、運動を加えることで、

腸により大きな刺激を送ります。

さらに上半身を左右にひねるのも効果的ですが

体がまだ起きていない朝イチやろうとすると、フラつきます(^^;)

あるいは、足を前後に開く「ランジ」の形をとり、

膝を曲げ伸ばししながら上下に揺れるのも効果的です。

これは朝から代謝をあげて、頭をシャッキリさせるのに良いですね。

そしてもうひとつ、「(沢田流)神門(しんもん)」へのお灸。

手のひら側、小指から手首にスーッと降りてきて、

手首のしわの端っこ、圧すと凹むところです。

ここは便秘の特効穴。

ツーンと熱く感じるまで、お灸をしてみてください。

ちなみに、せんねん灸の正しいすえ方は以下の通りです。


お灸のすえ方やツボの取り方をしっかり知りたいなぁという方は、

10月よりJR中央線くにたちNHK学園でも講座がスタートしますし、

3名以上であれば出張講座も承ります!


涼しくなるこれからの季節、お灸が気持ちよく感じますよ~

ぜひお試しください!テスト

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