梅雨空でも涼しいと心地よいですね~
玄関脇のレモンやトマト、お花たちはたっぷりの雨に嬉しそうです。
今日は私が理事を担当している【防災×鍼灸×子育て支援】「HART関東」のオンライン定期研修会だったのですが、
日本におけるマザーテレサのスポークスマンであった枝見太朗氏を招き、
「マザーテレサに学ぶボランティアの原点」という演題でお話頂きました。
ボランティアとは社会とのかかわりそのもの
人間が本能的に持つ欲求の中で「自己実現への欲求」が一番高度なものとされているが、
同等に「人の役に立ちたい」という欲求も存在する。
その思いの中で行動していると、
社会での問題点や必要な事柄に、気づくことができる。
そうして社会とのかかわりができ、いずれその気づきが大きな動きやうねりとなり、
必要に応じて法律が作られていったりもする。
「愛」の反意語は「憎しみ」でなくて、「無関心」
人は愛されないと=自分が誰からも必要とされていないと、生きていけない。
社会も愛がないと=無関心だと成り立たない。
ボランティアは奉仕活動でなく、「共生」
「奉仕」には上下関係が伴うが、ボランティアは平等、自由。
無理をすることは、自分にも相手にも不幸。
ボランティアで、自らの命が幸せになっていく時間を味わうことができる。
などなど・・・
ボランティア活動、社会福祉に50年以上注力してきた枝見太朗氏の視点や言葉は力強く、
温かく、勇気づけられるものでした。
大きなことをしなくてもいい。
一日に何か一つ、自分の意志で、自由に、相手のために動くことができたら
その積み重ねが幸せな時間として積みあがっていく・・・
世の中のお母さんは誰かのために、が多すぎて自分が抜けてしまうこともあるので、
そこはご自身を大事にする時間ももちろん作りましょう。
個人的に私がハッとした言葉が、
Responsibility (責任)はだれかに負わされるものではく、
「自分が自分に課す責任」なのです、というもの。
梅雨の豊かな雨空の下、自分の中も潤してもらえた時間でした。
さて、梅雨時、水分調整がうまくいかず、むくんだり、
めまいがしたり、頭痛がしたり・・・
そんな時には「五苓散」
体内の余分な水だけを排出してくれるので、
気温が高く熱中症の心配があるこの時期にも安心して服用できます。
内科や耳鼻科で処方してもらえますので、相談されてみてください。
あ、二日酔いにも効果的ですよー!
暑さでビールなど冷たいアルコールの美味しい季節ですが
アルコールは東洋的には熱。
湿邪は熱とくっつくと、しつこい痛みなどを引き起こすので注意が必要です。
飲みすぎには注意!
脚のむくみには「陰陵泉」と「三陰交」に同時にお灸しましょう
内耳がむくむことで起こるめまいや頭痛には「外関」と「足臨泣」を圧します
気温も湿度も高いこの時期、首筋やおでこを冷やすなど
上手に体調コントロールしていきましょう。
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