雨の即位礼となりました。
雨女の私は雨はキライではありません。
が、これでもか、と追い打ちをかける今回の豪雨はつらい。
これ以上の被害が出ないことを祈るとともに、
新しい令和の時代を私たちが担う責任の重さを雨に思います。
さて、酷暑と雨、台風に翻弄されている間に、
気持ち良い初秋の季節はどこへやら、
すっかり肌寒くなり、咳や鼻水の相談が増えています。
ちょうど学校で配布された「保健だより」に
今時分にぴったりなトピックを見つけたのでご紹介します。
☆☆☆
うがい薬には大きく分けて二つあります。
ひとつは「殺菌・感染予防のため」で、
イソジンなど、ポピドンヨードという成分が含まれるうがい薬を選びます。
既にのどに炎症が起きている場合は、殺菌成分ではなく、
炎症を抑える成分「アズレンスルホン酸ナトリウム」が入ったものを。
この時期にイソジンを使っても炎症は治まりません。 逆に、普段、感染予防のために使用するなら「イソジン」を。 アズレンスルホン酸入りでは予防効果は期待できません。 ☆☆☆ ナルホド・・・! だからお医者さんでうがい薬をくれるのか。 もう風邪ひいてるのに、なんでうがい薬出されるの?と思っていたら、 「炎症を治すためのうがい」というものが存在するのね! と、今更ながらへぇ~でした。 学校のお便り、頼りになります。
さて、私からの予防のお話を。 日経新聞8/31号に 「秋迎え 体温め 血行よく」「ツボにドライヤーお灸」 という記事が載っていました♪
普段の治療やお灸教室で 「外出から帰ってブルっと来たら、首根っこにまずはドライヤー当てて!」 「生理痛で痛くて、お灸出す気にもならない時は、内くるぶしまわり(三陰交)にドライヤーね」 「下痢はおへそ周りと仙骨、あと足の裏!裏内庭が特効ツボ!」 「意外だけれど、肩こりにも結構効きますよー」 と、困った時のドライヤー灸を一押ししているのですが、 メディアに載るのは、背中を押してもらっているようで、嬉しいですね。
記事には「一か所あたり1~2分」と書いてありますが、 熱風をそんなに長く当てられませーん。火傷します(^^; 素肌に当てるなら、少し揺らしながら3-5秒当てては離し、当てては離し、を繰り返します。 素肌に当てると乾燥する場合は、手ぬぐい程度の薄い布地を当てるか、 肌着を着た上からドライヤーを当てます。 首、手首、足首、「首」と名前のつくところを温めるのは なんとも言えず、気持ちよいですよ。 髪の毛を乾かすのに使うだけなんてもったいない! 帰宅したら、「うがい手洗い+ドライヤー」で風邪予防! 早速やってみましょう。
Comments