東海以西が梅雨入りしましたね!
わが娘、明日から京都奈良に修学旅行なのに見事に雨予報・・・!
私も34年前(!)修学旅行先の京都は丸一日土砂降り、
靴の中もカバンの中もびしょ濡れで、
清水寺で買ったお守の中の経文が溶けてぐじゃぐじゃに・・・
恵みの雨程度であってほしい、と思わず願う親心です。
そんな梅雨模様の空の下、台風発生や前線が近づくとともに、
咳が出る、頭痛頻発、あちこち痛い、関節痛・・・という方が続出。
連休明けも調子を崩している方がものすごく多く、 コロナならぬインフルエンザで学校閉鎖というところも!
かくいう私も、疲れのバロメータである口唇ヘルペスが出ましたし、
長女は休み明けの中間テストで蕁麻疹が出ていました(^^;
4月新年度の変化に緊張を強いられ、ようやくホッと一息つける連休はこれまた非日常、 休んでいるようないないような。 そして長めの休みからの急激なオンモードへの転換。
疲れのバロメータは人それぞれ。
頭痛・肩こり・腰痛ばかりでなく、
眼の下まぶたがピクピク動く/やたら鼻水が増える/
湿疹が出る/全身やたら痒い/
歯茎が腫れる/歯が浮いたようで噛むと痛む/
手足がむくむ/おしっこが近くなる/昔ケガした足首や膝がうずく・・・
重症な例としては、突発性難聴や帯状疱疹!
陽極まれば陰となる。 ハンスセリエのストレス学説で言うところの、抵抗期→疲弊期。
肉体的にも精神的にもひと頑張りした後、 「無意識的に」ホッと一息つける時に症状が出る方が多いように思います。
すでに忙しさや頑張るべき時は過ぎ、
身体は休めているはずなのに症状が出るため、気持ち的に焦りますが、
一度出ると回復には結構時間がかかるもの。
諦めて寝ましょう、ダラダラしましょう。
自分ではそんなに無理してないのに・・・?
いえ、通常より脳の処理能力がスピードアップしていて疲れに気づかないだけ。
その分の反動が来たのです。
お子さんもそうです。
年長さんのクラス替えで仲良しのお友達と離れてしまった男の子は、
妹ちゃんのおしゃぶりをくわえてみたり、哺乳瓶で粉ミルクを飲んでみたり。
幼稚園入園を心待ちにしていた女の子は、
夜泣きが始まったり、夕飯時にお腹を痛がったり。
妹ちゃんが生まれて以来、自分の全身をスリスリ撫でまわすクセが出た男の子も。
みんな周りの変化を受け止めようと必死、
なんとか自分を落ち着かせよう、大丈夫だと思わせようと頑張っていると思うと、
みんないとしい!!!
そんな時こそ、自分の、相手の肌にたーくさん触れましょう。
皮脳同根、同じ外肺葉から分化した皮膚と脳ですから、
皮膚への刺激は脳を落ち着かせます。
①太もものつけ根を左右の手で挟み、そのまま足首までシューっと滑らせる
撫でる程度の軽い力が好きな方はそのように、
少し圧迫する方が好きな方は、手のひらに少し力を加えて。
コツは、手のひらも、指全体も、しっかり足全体に密着させること。
指が浮いていては気持ち良さ半減です。
これを5~10回。
②両手で足指を1本ずつ、指のつけ根からつま先まで、
ギュッギュと力を入れながら圧して広げる
③親指と人差し指の間のツボ「太衝」を10秒圧す。
指の間といっても、指の股(水かきの部分)ではなく、
足の甲までさすりあげると痛気持ちいいツボが見つかります。
④足裏のツボ「湧泉」を10秒間圧す。息は吐いて!
⑤そして腕。右掌と指全体を左の鎖骨の下に当て
→左の手のひらまでシューっと滑らせ、ど真ん中「労宮」を10秒圧す。
これを5~10回。
反対も同様に。
たったこれだけでも不思議とため息が出て、息が深くなったり、
身体がポカポカします。
気温が上がって腕や脚をニョキっと出しても寒くなく、 セルフマッサージにも 相手へのマッサージにもよい季節。
是非肌を出して、直接皮膚を刺激しましょう。
冬はお風呂上りに保湿クリームを塗りながら、がおススメ。
夏汗ベタなら少しパウダーをはたいて。
たったこれだけでも自律神経は整うので(むしろ単純なことがいい)、
着替える際やお風呂、寝る前などにやってみてください。
なるべくゆーっくり行うこと!
明日からの6月は祝日もなくノンストップ!
セルフマッサージでオンオフの切り替えをうまくしていきましょう。
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