あっという間に神無月・・残すは、霜月、師走!
9月が終わると急に一年が終わるような気がします。
先月の「ものもらい特効ツボ」には
「やってみたよ!」から「早くものもらいになって試したい」まで、
沢山の感想を頂き、ありがとうございました。
いざという時に使えるのがお灸。
是非覚えておいてくださいね!
先月お隣三鷹市の保育園にて、「親子で学ぶ、こんな時にはこのツボ!」を担当し、
「風邪のひき始め」「下痢・便秘」「喉の痛み」などを
お伝えしてきましたので、少しずつこの場でお伝えすることとします。
と、その前に!
昨日一昨日、土日で放送されたNHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」
見られましたか?
第一回土曜日は「プロローグ」
~~今、医学の世界で、これまでの「人体観」を覆す、
巨大なパラダイムシフトが起こりつつある。
今までは、人体のイメージと言えば、
「脳が全体の司令塔となり、他の臓器はそれに従う」というものだった。
ところが最新科学は、その常識を覆した。
なんと、「体中の臓器が互いに直接情報をやりとりすることで、
私たちの体は成り立っている」
そんな驚きの事実が明らかになってきた。~~
<NHK 番組HPより>
ゾクッとしました。
まさに私たち東洋医学の基礎である五臓六腑の関係、考え方、世界観そのものだからです。
科学が追い付いてきた!
東洋医学の実際を科学が証明する日も近い?!と、鳥肌が立ちました。
さらに、日曜日に放送された第2回目のタイトルは「腎臓が寿命を決める」。
これまた鳥肌です。
「腎は生命の源」「腎気が消える時が寿命を迎える時」
これも、東洋医学では基本中の基本。
腎の嫌う冷えや疲労から腎を守り、
休息と保温と適度な運動と適切な食事で腎を養うことが「肝心」ならぬ「肝腎」。
これも幾度となく、このメルマガの中でもお伝えしてきました。
各器官の枠を超えて、体がパーツ毎でなく、ネットワークシステムのごとく
協調しあい、けん制しあい、独自の判断力を持って動いている。
すごくないですか?!
今まで信じて進めてきた東洋医学を西洋医学がひとつ後押ししてくれたようで、
なんとも心強く、嬉しく、そして感動しました。
とは言え、東洋医学と西洋医学はアプローチが全く異なります。
それぞれの療法の利点を生かし、適切な時期に適切な方法を採るのが最適ですね。
NHKスペシャル見逃した!という方、
再放送が今なら間に合います!
第1回目は 10/6(水)午前 0:10-1:09 火曜深夜
第2回目は 10/7(木)午前 1:00-1:49 水曜深夜
是非見てみてください。
・・・で、終わってしまっては物足りないので、
ひとつだけ、「こんな時にはこのツボ!」ならぬ「この方法」。
朝晩冷え込むこの時期、首根っこから肩先にかけての肩こりでキツイ!
と思ったら、市販の葛根湯を試してみてください。
表面がパーンと張ったような肩こりなら、
1時間ほどですぅ~っと効いてきます。
その上で、肩を大きくゆっくり回していくのですが、
ここがポイント。
まず腕を下に伸ばした状態で、手のひらを体の真ん中ラインで合わせます
→ そのまま手を上に上げ、思いっきり伸ばします(脇がぐーっと伸びます)
→ 一番高いところで手のひらをくるっと外に向けたら
→ 肘を軽く曲げながら、思い切り腕を左右に開き、胸を開きます
この時、肩甲骨が寄っているのを意識して!
この運動を続けて20回!
5回で硬さがとれ、10回で体ホカホカ、
20回やれば汗ばんで、猫背気味の背中もシャキッ、肩こりは飛んでいきます。
是非お試しください(^^)
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