オリンピックが終わった途端の、ロシアの暴挙・・・
胸が痛む春の始まりです。
さて、先月、事務局の一員を務める団体【HART関東】https://hart-kanto.com/ で、
一般市民の方も参加して頂ける「防災講座」をオンライン開催しました。
講師は年間300講演をこなし、ラジオ番組でも発信を続ける「あんどうりす」さん。
とにかく知識の幅が広い!!
ホームページには動画からマンガまで使える知識が盛りだくさんですので
是非ゆっくり見て頂くとしてhttps://andorisu.jimdofree.com、
ここでは講座内で聞いた【これだけはすぐにやって!!】ポイントをお伝えします。
①災害時は普段困っていることで困る!
胃腸が弱い人は胃腸炎にかかってしまったり、
疲れると夜咳が出たり、肌荒れがひどくなったり・・・
災害時は普段弱いところが悪化して困るので、
平常時から薬やカイロ、クリームを切らさない、など対策グッズを確認しておきましょう。
普段のお手当や対応はこちらのサイトがおススメです。
おしえてドクター https://oshiete-dr.net/oshietedr/
②保温用アルミシートは絶対に頭からすっぽりかぶらないで!
窒息死します。
③保温用アルミシートは安すぎるモノだと、避難所などでカサカサうるさい!
ものすごーーーくうるさいそうなので、少しお値段の張る静かなものを購入しましょう。
④濡れると死ぬ!ムレても死ぬ!!
夏でも冬でも怖いのが 汗のコントロール。
じっとり汗をかいたものを着続けていると、
乾く時に気化熱で体温を奪い、急降下。
夏場でも低体温で死に至ります。
コットン(綿)は汗は吸うものの、放出する力がないのでアウトドアや災害時はNG。
雪かきで綿の靴下履いていると、ムレたり濡れてしもやけになるのはそのせい。
その点、シルク(絹)なら吸った汗を放出してくれるので安心、寒くならない。
が、体温以上には温かくならないので、体温が低い人には不向き。
強力なのが、水分を吸うと発熱?するウール(毛)。とにかく温かい。
値段は高いが、繕ってまで使えるし、10年は持つ。
ということで、ウールの肌着は1枚持っていると重宝します。最近はウールと同様、汗を吸って発熱する素材も多く出ているので、
普段から色々使い比べてみてください。
見極めポイントは「脱水した瞬間乾くか」
こういったものは山でも使えます。
ちなみに防寒といえば、ダウンジャケット。
ですが、ダウンは羽と羽の空気の層が温まることによって、温かさを発揮するので、なんと!体温以上には温まらず、ひえひえに冷え切った人には意味がないそう・・・
ポケットにカイロを入れておくと、空気の層が温まり、身体もポカポカに♡
今日は大分温かくなりましたが、ぜひ寒い朝晩など試してみてください。
⑤寝袋より断熱マットを買って!
地面からの冷気は身体に相当なダメージを与えるので、
寝袋より大切なのは断熱マット。
厚さ1㎝程度のウレタンマットで十分なので、一人一枚持っておくこと。
お尻サイズなら普段からカバンに入れて持ち歩け、屋外で腰を下ろすにも重宝します。
⑥内閣府防災のLINEは通知がほぼなく、静かだがほしい情報はとれるのでおススメ
⑦大きな地震が来たら、トイレは絶対に流さないこと!簡易トイレ買っておいて!
まだ流れる、と流すと、階下で溢れるという悲惨な事態に・・・
簡易トイレと水だけは是非とも買って準備しておいて!!! ↑というような具体的事例がたくさん。
東京消防庁防災
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/bou_topic/ ⑧東京23区といえども安心できない河川氾濫!
こちらのサイトは予想でなく、現状が見られます。
Yahoo!河川水位情報 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/ ⑨SNSで色々情報が入ってくるけれど、真偽が分からない!
そんな時は NHKニュース・防災アプリ
https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/index.html
以上、
今回は【防災×鍼灸】についてお伝えしました。
もうすぐ11回目の3.11がやってきます。
今一度、最低限必要な知識とグッズを準備しましょう!!
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