リラックスの神経「副交感神経」は2つに分かれます。
一人でリラックスする時、「背側迷走神経」を使います。 一人でご飯を食べたり、ボーっとしたい時、ありませんか? 人といることに疲れて、会話もおっくうな時、 一人で自由気ままにいたい時、この神経が働いています。 「休息・消化」モードです。 この神経がはたらいている時間が十分確保されてはじめて、 2人以上でのリラックスの神経「腹側迷走神経」が働きます。 この、「腹側迷走神経」は、「社会的つながりシステムの神経」、 「つながり」モードです。 他者と心地よく一緒にいるには、ある程度心拍数が緩やかに 下げられていないと、快適ではありません。 この神経がはたらいてこそ、誰かと「つながる」ことができるのです。 穏やかな心拍になるので、健康にも良いと言えます。 一人で休息する時間が充実しないと、 誰かとつながることは難しいのです。 ( 中略 ) 毎日気楽に生きていくということは、 神経系の自己調整能力に深く関わりがあります。 自己調整力とは、上がっても下がる、下がっても上がる、ということ。 どんなに興奮していても、5分ー8分のアドレナリンの活動期間が過ぎると、 リラックスする、ということ・・・ ************************** 環境が変わって疲れる、忙しいと疲れる理由を 神経のシステムの側から説明してあることがおもしろく、 今私〇〇モードだな、と意識することで、 対策できるなと感じたのでご紹介しました。 本著では、具体的にどうしたらよいか、などが書かれています。 ご自身のためにも、ご家族のためにも、 最近うまくいかないなぁ、という方は、 図書館でも取り寄せできるはずですので、おススメです。 さぁ、今週中は暫く穏やかなお天気が続くそうですから、 気持ちよい春を楽しみましょう!
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