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ぼんやり時間活用ツボ

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

先週日曜が旧暦元日、太陽暦でも太陰暦でも暦が切り替わりましたが、

東洋の占いの世界では季節を分ける「節分」2/3を新年とするので、

まだ一部では年が明けてないこととなります。

暦一つとっても、いろんな切り口があるとは、面白いですねー


さて、先月の中学校の保健だよりに Q・あなたはクリスマスプレゼントに何が欲しい? A・何もしなくていい時間 とありました。 多忙な中学生、欲しいものが時間だなんて! 1/21(金)日経新聞には  「ぼんやり時間とひらめき」というコラムがあり、 「遠くを見ながらくつろいでいる時にひらめきが生まれる」 「ぼんやりしている時は脳の活動も低下していると考えられていたが、 実際は活発に活動していることが分かってきた」 と、デフォルトモードネットワーク(DMN)についての 紹介がされていました。 「DMN」は車のアイドリング状態のようなもの。 うまく機能すれば、脳内の情報が整理され、 創造性が発揮されるのですが、 過剰だと雑念やとりとめもない考え事が次々と湧いてきます。 疲れすぎていると、そういうことありますよね! あれこれやりたいのに、やらなくちゃいけないのに 作業に集中できずとっ散らかってしまう・・・ しかも、あれもこれも終わってないーー!!と突然不安になってくる・・・ DMNは、適度ならインプットした情報を整理し、アウトプットに役立つのですが、 過剰に働くと、車がガソリンを消費するごとく、脳のエネルギーを食うだけなので どんどん消耗・疲労し、むしろネガティブ思考を生んでしまうのだそう!! ボーっとする時間は絶対必要。 けれど、十分ボーっとしたら、気持ちを切り替えて何かしらの行動を起こすのも必要。 NHKカルチャーセンターでのお灸教室、東洋医学教室では 「ゆらゆらと揺れながら、滑らかにON⇔OFF切り替わるのが理想」 とお伝えしているのですが、そんなツボ、考えてみました。 ①攅竹 第3の目と言われる眉間にあるツボ。 両手を組んで机に肘をついたら、親指を立てて眉頭に当てます。 そのまま頭を親指に押し当て、20秒ほどじーっと痛気持ちよさを味わいましょう! 目の疲れもとれますし、その7cmほど奥にある「下垂体」も刺激できます。 下垂体は成長ホルモンや甲状腺ホルモンをはじめ各種ホルモンを刺激して 調整してくれるので、 自分の身体全体が整うイメージで(まさに第3の目!)、グーっと圧します。 ②合谷と労宮 合谷は手の甲、親指と人差し指のつけ根の間、最も有名なツボのひとつ。 らくみ通信でも何度もご紹介しました。 目の疲れ、頭痛、鼻炎、口内炎、ものもらい・・・首から上の症状に効く万能ツボです。 労宮は手のひらのど真ん中。 緊張した時に「人」の字を書きますが、その二画目が始まるところ。 気持ちを落ち着ける作用があります。 息を吐きだしながら、悪いモノ、邪気は全てフゥーっと吐き出して!圧します。 悪いモノを吐き出すと言えば・・・ 1/14(土)藤井風ライブに行ってきました!!! ロンリーラプソディという曲の中で、 「ええもんだけ吸うて、悪いもんイヤなことは吐き出して」というMCに導かれ、 「みんな同じ呼吸~」という歌詞に合わせ、 4万人近くが一斉に呼吸する空気は圧巻でした!! こうやってみんなで祈るように呼吸できたら・・・と、 遠いウクライナの平和を願わずにはいられない時間でもありました。 「みんな違ってみんないい」はずなのに・・・ 「みんな違って」と言えば、 毎週金曜23:15~「リエゾン~こころの診療所~」という 発達障害のこども・大人を題材としたドラマが放送されています。 「発達障害」という言葉が一人気歩きしがちな昨今、 凸凹をまずは理解し、共有する一助になればと、ご紹介します。 https://www.tv-asahi.co.jp/liaison/

では、新しい年、いい気を吸いこんで進みましょう!


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