鍼灸室 らくみ 福里真希

2016年2月28日2 分

花粉症には鼻うがい!

最終更新: 2020年5月23日

今日は4年に一度の貴重な2月29日。

娘のお友達に2月29日生まれがいるらしく、

今年のお誕生日は盛り上がる~♪ほんとのほんとの誕生日!と

それは特別感たっぷりの様子。

そうですよねぇ~ 

他の年は2月28日にお祝いするのか、3月1日にお祝いするのか、

とっても気になります(^^;

さて、あられまじりの冷たい雨となった関東ですが、

それでも花粉はしっかり飛び始めているようで、

今年もこの季節がやってきた・・・

と、憂鬱な面持ちの患者さんが増えてきました。

それに合わせて最近よくTVで見かけるようになったのが

「鼻うがい」のススメ。

「鼻うがい」と読んだ瞬間、眉をしかめたアナタ!

真水でなく、温めた生理食塩水を使うとツーンとしないのです。

私も半信半疑で試してみましたが、

痛いどころか、ほんわり温かく、予想外の気持ちよさ。

例えは変ですが、ウオッシュレットと似た感覚があります(笑)

6才の小さな患者ちゃんも、自らやりたい、というほど

やさしく、気持ちよく、お鼻もスッキリするのです。

やりかたは簡単!

①濃度0.9%の食塩水を作る(水1ℓに塩9g。200mlなら約2g)

②人肌に温める(Or お湯で作った場合は冷ます)

③ノズルがついた容器に入れ、鼻に噴射する。

 この時、アーエーと声を出しながらやると、喉に入っていかない

無理に奥まで食塩水を入れようとしなくても、

鼻の前方部分を洗うだけでも十分効果があるとのこと。

確かにスースー気持ちよいのです。

怖い方やお子さんは遊び感覚でやってみましょう。

余裕のある方は、思い切ると、

反対側の鼻から出てきたり、口から出てきますが、

自ら吸い込もうとすると、やはりツーンとする場合があるので

注意が必要です。

今年猛威を振るっているインフルエンザ予防にも役立つので、

是非お試しください!!

詳しくは、こちらのサイトもご参考になさってくださいませ。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20160217.html

そうそう、このサイトで鼻づまりの応急処置も紹介されていました。

鼻うがいよりもさらに簡単で、脇にペットボトルをぎゅーっと挟むだけ。

自律神経の働きの関係で、「反対側」の鼻が数分間、瞬間に通るそうです。

どうしようもないときは、こちらもお試しくださいませ。

同様にひたいの髪の生え際を少し入ったところに

「上星(じょうせい)」というツボがあり、

そこもぐーっと指で圧迫すると、瞬間的に鼻が通ります。

場所がわかりにくい場合は、何箇所も圧してみてかまいませんので、

スッと通るポイントを見つけてみましょう!

その瞬間芸に感動しますよ。

同時に、腸内環境をよくするなど、

体の中からの花粉症対策も行っていきたいですね。

それでは!鼻うがいで、気分の重いこの季節を

少しでも爽やかに過ごしましょう!!

    20
    0