鍼灸室 らくみ 福里真希

2020年10月30日2 分

タンパク質摂取 戦後レベルまで低下?

いつ衣替えをしていいやら、

難しいお天気が続いていましたが、

木の葉が色づき、からりとした秋の風が吹き始めています。

コロナ禍では、おうちで読書の秋、芸術の秋。

に加えてやはり、食欲の秋!

が、この飽食の、糖質制限が流行する現代で

まさかのタンパク質摂取不足が起きているそう。

皆さんは、今日、朝からどんなタンパク質を食べましたか?

(水分を除くと)身体の約半分はタンパク質でできています。

筋肉はもちろん、内臓、脳、皮膚、血液、免疫細胞の原料もタンパク質。

不足すると・・・

①筋肉・体力の低下

②だるい・やる気が出ない

③髪やお肌にツヤがない

④免疫力が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなる

と、全身に影響が出ます。

いやいや、大丈夫、夕べがっつり焼肉食べたから!

毎朝プロテイン飲んでるから、ばっちり!

という方、いえいえ、意外な盲点が・・・

タンパク質は、身体の中で常に作り変えられていて、

いつのまにか増えている「脂肪」のように備蓄が効きません。

朝昼晩、3回の食事の度に補給しないといけないのです。

日本人女性のタンパク質摂取目標量「毎日約75-80g」

に対し、「2018年実績は約66g」

これは1950年と同レベルです!

あと最低10g!

分析結果を見ると、特に朝ごはんで足りていないとのこと。

卵ひとつ、納豆1パック、しらす、お豆腐、豆乳、牛乳1杯、チーズひとかけ

・・・もう一品、意識的に摂るようにしましょう。

納豆なら、1パックあたりたんぱく質7-8gだけでなく

鉄分1.5mg、食物繊維、葉酸、ビタミンB2、B6、マグネシウム、カリウム、

体内の炎症を抑えてくれるポリアミン酸、老化には必須!抗酸化効果の高いサポニン、

さらには納豆菌の発酵パワーで腸をきれいにして、免疫を上げる!!
 

納豆すごい、でも続けないと意味ないな、と、

お味噌汁に入れたり、ドレッシングかけたり、毎晩摂るようにしてみています。

変化があったらご報告しますね。

しらすと合わせれば、DPA・EHA、カルシウムUP、

キムチなら発酵パワーで腸内細菌増、

細かく切ったチーズを混ぜて、カルシウム・タンパク質Up、

とあれやこれや、楽しんでいます。

安い、すぐ食べられる、なんでも合わせられる=続けられる。

うーん、納豆、すごい。

と、納豆推しになってしまいましたが、

もう一品、タンパク質、意識して加えてみましょう。

関東はこれから乾燥してコロナに限らず感染症が増えます。

免疫細胞だけでなく、各種臓器を活性化させる意味でも、

タンパク質を毎食、しっかり摂りましょう。

で、食べたら、スポーツの秋、しっかり動いて気持ちよく!

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